ソリッド カットバック カーブは、Tint In の値が 100% の場合に、Tint Out の値が 100% 未満になるように減らすカーブです。
ソリッド カットバック カーブの 2 つの目的は次のとおりです。
- グラビア印刷の場合、100%入力色合いのインクウェルの周囲に安定した壁が維持されるように、ハーフトーンの色合いの最大値は約60%に制限します。
- インクジェット印刷の場合、入力色が100%に近づくにつれてインク負荷、用紙のコッキング、色域の歪みを軽減するために、各インクチャネルに供給される最大インク量を減らします。
印刷転送曲線としてソリッド カットバック曲線を作成し、デバイス状態応答を特徴付けるときにそのソリッド カットバック曲線を適用します。デバイス曲線、およびデバイス状態に対する印刷キャリブレーションには、同じソリッド カットバック値が適用されます。
- 曲線原点: 色合いのイン/アウトポイント(デフォルトの選択)を使用して印刷転写曲線を作成します。
- 各曲線チャネルについて:
- カーブ定義チャンネルセレクターでカーブチャンネルを選択します
- 色合いテーブルで、色合い入力= 100に対応する色合い出力値をダブルクリックします。
- 希望する最大のTint Out値を入力します。各チャネルの値は異なる場合があります。