使用可能なメディア サイズおよびデバイス機能をソフトウェアで認識できるようにするため、各デバイスについて PostScript プリンタ記述（PPD）ファイルを追加する必要があります。
デバイス リソースのサポートに必要なすべてのファイルは、Printers フォルダに保存されます。デバイスのメディア サポートに関する情報は、以下の任意のファイルで指定できます。
- PPX ファイル：PostScript プリンタ拡張（PPX）ファイルを使用すると、PPD 情報を拡張して、カスタムのメディア サイズ、パンチ座標、ページの場所などの機能を使用可能にできます。PPD と PPX が競合する場合は PPX が使用されます。PPX ファイルを必要としないデバイスもあります。
- デバイス PPD ファイル：メディア設定を追加すると、その情報を持つ
printer.ppd ファイルが、ニックネームと同じ名前の新しいフォルダ内に保存されます。設定を変更すると、printer.ppdファイルが自動的に更新されます。必要に応じて、ソフトウェアと共にインストールされる PPD ブラウザ ツールを使用して追加設定を編集できます。
注: サポート対象の設定は編集可能ですが、PPD ファイルは著作権保護されているので変更を加えないでください。 - デフォルト PPD ファイル：ソフトウェアに必要な情報が PPD または PPX
ファイル内に見つからない場合、/Printers/PPD/フォルダ内のdefaults.ppdに保存されているデフォルトの設定が使用されます。
ソフトウェアは、printer.ppd ファイル > PPX ファイル（使用可能な場合） > デバイス PPD ファイル > defaults.ppd ファイルの順に情報を探します。
注: あらかじめインストールされている PPD ファイルを置き換えることも、新しい PPD または PPX ファイルを追加することもできます。最新の PPD は、デバイス メーカーから入手してください。